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つくだ煮 単品商品紹介
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入妻中村義雄商店のこだわり

●当店の歴史について

入妻の誕生は、当店の創業が明治37年に始まり、創業者が中村妻吉と申しまして、入野村(現:静岡県浜松市中央区入野町)の「入」と、妻吉の「妻」をとり「入野の妻さ」の呼び名から、入妻と屋号を命名致しました。当時、浜名湖でその日に獲れた生魚(はぜやあさりやえびなど)を、保存食にできないかと、「くど」と呼ばれる釜炉で、生のまま炊きあげ、お客様に提供した事が始まりで、時代の移り変わりと共に、少しずつ変わるお客様からの需要にお応えできるよう、四季折々の旬の魚介類を仕入れ、伝統と入妻の暖簾に恥じない佃煮をと、日々精進致しております。



創業以来、歴代店主が、古い暖簾に新しい風味を加えて煮込み、新鮮な原材料と吟味したこだわりの調味料で、知識と経験を生かして新商品を開発し、炊き上げた佃煮でございます。平成16年3月に、浜松商工会議所より、創業百周年の表彰を受けました。百年余り、変わらぬ技法と創業当時からの秘伝の元だれを継ぎ足して、現在五代目に到ります。

●当店のこだわり

主に浜名湖の自然の幸を中心に、四季折々各産地の旬の幸を、秘伝の元だれと日本人がこよなく愛する昔ながらの醤油と砂糖で、手間隙おしまず、先祖より継承されて参りました伝統的製法で、ゆっくりじっくりと、やわらかく炊き上げる事にこだわっております。代々の教えで、厳選された原材料や、吟味された調味料の質を絶対に落とすことのないよう、また、衛生的であるよう常に気を配っており、お客様から、可愛がってもらえる佃煮作りを心掛けております。

佃煮は、本来保存食としての趣が強くございます。製造工程において、火加減に一番気を使います。佃煮と普通の煮物の違いとして、やはり保存食としての、観念があるところだと思われます。強火でなければ煮えないですし、強すぎると素材が硬くなってしまいます。日持ちがよい食品と考えられておりますが、やはり煮たてが一番おいしく、風味と香りを損なわずに長持ちさせることはなかなか難しいものです。新鮮で美味しいうちにお召しあがりいただき、当店特製の味と製造元だからできる業の心をごゆっくりとお楽しみくださいませ。


当店「こだわりの原材料」vol.1

佃煮作りに使用している「砂糖」

一概に砂糖と申しましても「てんさい糖」「グラニュ糖」「上白糖」「中双糖」「三温糖」「氷砂糖」「液糖」「黒砂糖」「和三盆」と多々種類がございます。

その中で一番佃煮作りに適している砂糖といいますと、醤油との相性からしてみても「中双糖」という俗称、粗目とかキザラと呼ばれるお砂糖だと思われます。

当店でもこの「中双糖」をまろやかな風合いのあるお砂糖であることからも使用しております。

この「中双糖」は蔗糖を結晶させたグラニュ糖より結晶が大きく、純度は比較的高いもので、色ムラをなくすために製造仕上げ時に、カラメルを混入したり表面に吹き付けたりしているため、粒の色はやや黄色みを帯びており独特の風味を持っております。「中双糖」は体に優しく栄養価の高い事が特徴でもあります。砂糖の性質として保水性があり食品をやわらかくするだけでなく、酸味や苦味を和らげ、酸化防止の作用で脂肪の酸化を防ぎます。



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